中央リニアはJR東海が総工費9兆円を負担して自社建設方式により着工し、2027年度をメドに東京(品川)~名古屋の開業を目指している。
名古屋までの建設費5.5兆円を償還し、株主への配当を維持しながら財務体制を整える必要があるため、これまで大阪までは2045年の開業としていた。
このほど安倍内閣は地方創成の一つとして、整備新幹線の北海道札幌開業を5年、北陸敦賀開業を3年それぞれ前倒しする方向で動いており、記者会見で安倍首相自ら中央リニア開業を最大8年開業前倒しすると記者会見で発表した。
これは現在建設している区間を含めた資金の低金利融資を行い、金利払いによる建設の遅れをなくすというものであり、JR東海も「大変ありがたい」と発言している事からこの支援を受ける模様だ。
なお政府としても中央リニアは9兆円規模の巨大事業であるため、金融面の支援をする事で景気対策に繋げる意向なので、見事にマッチングしていると言えよう。
中央リニアが開通すると大動脈がそれに移り、東海道新幹線は現在のひかり・こだま程度となるため、貨物を扱う余裕が出てくるはずだ。
そうなると貨物新幹線ネットワークが広げる事ができるようになるので、物流革命を起こす意味でもこれから重要になってくるのではないだろうか。